私の仕事
ここでは、高齢の方や寝たきりの患者さんが多いので、年齢とともに落ちていく体力や筋力を出来るだけ維持したり、寝たきりを予防・改善していくためのリハビリを行っています。仕事の流れは、医師からリハビリを依頼された患者さんの身体機能や日常生活を評価して、その人に合った目標を設定し、その目標を達成するためのプログラムを組み立てることから始めます。リハビリ内容は、関節が固くならないように動かしたり、筋肉をほぐすことや、力の弱い方に筋力訓練をしたり、痛みを取り除いたり、日常生活で困ってることがあれば、その練習をします。3ヶ月に一度、医師・看護師・介護士が集まって患者さんについて話し合うカンファレンスを実施し、よりよいリハビリが提供できるように見直しています。患者さんが入院中、または自宅に帰られてからも、よりよい生活が送れるようにそのお手伝いをする仕事です。
私の一日ここがやりがい
慢性期の病院のため、リハビリをしてすぐに効果が現れることは少なく、長期間、例えば年単位でやっと変わっていく方もいれば、一度調子を崩されると、あっという間に体力が低下し、またふりだしに戻ってしまうケースもあります。地道な仕事ではありますが、慢性期だからこそ、長い時間1人1人と関わる事ができ、患者さんとの信頼関係を築きながら、ゆっくり経過を追えることが魅力の1つです。
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現在、PT・ST2名ずつの職場ですが、患者さんの情報交換は欠かしません。その日にあった患者さんの出来事、例えばリハビリ中にいつもより、よい反応があったり、その方が興味を持てる事を発見できたり、新しくこんなことが出来るようになったなど、ほんのささいなことでも他のスタッフと情報交換をしあうことで、その患者さんをよりよく知ることができると感じています。PTだから、STだからと線引きをせず、広い視点で患者さんに関わるように努めています。
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患者さんは一人一人違い、その方にしかない歴史があります。だから私は、疾患と向きあうのではなく、人と人の繋がりを大切にし、枠にとらわれることなくリハビリを行っていくことが目標です。身体機能維持・改善だけを目標にせず、患者さんと出来るだけ多くの会話をし、その方を知ること心がけています。もちろん、今まで歩けなかった方が歩けるようになったら、とても嬉しいのですが、寝たきりの方でも、今まで反応がほとんど無かった方が、ある日うなずいたり、簡単な会話ができるようになることも嬉しいものです。リハビリを行うことで刺激を与えることの大切さを感じる瞬間です。
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